過去の記事 / 2006年


2006年12月

金曜臨、延長
とりあえずは11月いっぱいまでの運転とされていた2325Fの稲城長沼行き延長運転(金曜臨)ですが、各駅で掲示されている通り、 2月いっぱいまでの運転が決まったようです。


南武線209系の側窓改造始まる
ちょうど1年前に京浜東北線209系の側窓改造が始まって以降、 いつ改造されるか注目されていた南武線の209系ですが、12月に入って改造が始まり、 21日朝の時点ではナハ32編成(Tc209-68〜)の側窓のうち3箇所が開閉可能に改造されていました。 改造は中原電車区内で行われている模様です。

なお、同じく21日朝の時点でナハ1編成(Tc209-13〜)については全箇所未改造となっていました。 その後比較的ゆっくりとしたペースで改造が行われ、2編成とも3月頃までに完了した模様です。 (記事



2006年11月

10.12〜11.1 / ナハ12編成(Tc205-133〜)が東京総車へ検査入場
入場していました。


11.3〜11.5 / 快速「川崎-奥多摩ハイキング号」、秋の運転
ここ数年は運転日を拡大しての運転となっていましたが、 今回は運転開始当初のように3連休のみという、大幅に規模が縮小されての運転になりました。 「利用状況があまり好ましくないので将来的に廃止」というような噂もチラホラ囁かれており、 使用編成である201系四季彩の動向と共に今後が注目されます。 撮影時に見る限りではそれなりに「ハイキングっぽい」乗客もいるように思うのですが。


11.7〜11.29 / ナハ16編成(Tc205-139〜)が東京総車へ検査入場
入場していました。ベンチレーター脱落防止金具は付きましたが、相変わらずデジタル無線装置の取付は行われていません。


国電総研が更新
今後の動向などの新情報をたびたび掲載してきた国電総研が、E233系投入情報を中心として久々に更新されていました。 南武線に関連したところでは209系の動向が気になるところですが、京浜東北線の209系0番代は廃車となるものの、 南武線の209系0番代を含むそれ以外の209系については機器更新の上で継続使用となるようです。


中原電車区での屋根修繕
南武線用の205系(特に小窓車)と209系ナハ1編成で、屋根(ベンチレータを含む)の塗装剥げが目立っていましたが、 最近中原電車区にて応急処置的ながらも、随時補修されているようです。 かつての103系の車体塗装剥げの補修を彷彿とさせます。

中でも屋根の塗装剥げが目立っていたナハ1編成(Tc209-13〜)については、5月ごろに編成全車が屋根の肩部のみ塗り直されていましたが、 最近になって川崎側3輌の屋根が全面的に塗り直されています。



2006年10月

9.12〜10.4 / ナハ13編成(Tc205-134〜)が東京総車へ検査入場
入場していました。デジタル無線装置は取り付けられていないようです。


10.8 / 中央線運休に伴う深夜帯増発
中央線が高架化工事の線路切り替えのため、終電〜始発前後にかけて西国分寺〜立川間が運休となるのに伴い、 南武線は武蔵野線とともに迂回ルートを形成する形となりました。 そのため8日の終電間際の深夜帯に稲城長沼〜立川間を中心に増発・終電時刻の繰り下げが行われています。 (記事


10月中旬 / 「食事バランスガイド」の車体広告車登場
3〜5月に実施されていた川崎DICEがスポンサーの車体広告車以来、ほぼ半年ぶりに南武線に車体広告車が登場しました。 スポンサーは厚生労働省と農林水産省が共同で行っている「食事バランスガイド」キャンペーンで、車内広告も統一されています。 当該編成は先日検査出場したばかりのナハ13編成(Tc205-134〜)です。

公式サイトによれば、今回のキャンペーンで川崎市が重点地区として選ばれたそうで、 車体広告のほかにも南武線内の一部駅ではポスターが重点的に貼られるなどしています。

運転期間は公式には10月16〜31日となっていますが、南武線スレでは31日朝には既に広告解除となっていたとの目撃情報がありました。 (記事


金曜夜の臨時増発
10〜11月の金曜夜に、混雑緩和のため本来武蔵中原止まりの2325Fが稲城長沼まで延長運転されることになりました。 利用状況などによっては12月以降の運転も検討されているようです。


10月の競馬臨
JRA公式サイトの開催日程によると、10月の毎週土日は東京競馬場で競馬が開催されるようですので、 例年通りならばこれに合わせて土曜は1本、日曜は3本の競馬臨(夕ラッシュ前に立川〜武蔵中原の上り増発)が運転されるものと思われます。 なお余談ですが、21日には毎年この時期に行われている「南武特別」(レース名称)が開催されます。


「すきまに指を入れないで下さい。」ステッカー貼付
10月の中ごろよりドア上の鴨居部に注意ステッカーがJR東日本の首都圏各線で貼られているようですが、南武線でも貼られました。 スペースの都合から209系〜E231系は鴨居の下面という、非常に見づらい位置への貼付になっています。



2006年9月

8.9〜9.4 / ナハ46編成(Tc205-1201〜)が大宮総車へ検査入場
改造先頭車編成であることからか、久々に大宮総車での検査入場となりました。 また、デジタル無線関連機器が南武線本線用車輌としては初めて取り付けられています。


9.4〜9.7 / ナハ5編成とナハ12編成が国府津での車輪転削のため編成組み換え
ナハ5編成とナハ12編成の間で川崎側3輌と立川側3輌が相互に組み替えられ、 Tc100+MM'270+MM'362+Tc'133の暫定ナハ5編成は4〜7日にかけて国府津で車輪転削、 Tc133+MM'361+MM'271+Tc'100の暫定ナハ12編成は7日の05F運用まで、組み替えられた状態でしばらく運用に入っていました。 なお、7日昼に暫定ナハ5編成が中原へ返却された後に組み換えが行われ、その日の夕方には本来のナハ12編成で51F運用に入っていたようです。

おそらくは車輪の状態が悪い車輌を組み合わせて車輪転削に送り込むためにこのような編成替えが起こったものと思われます。 立川側の先頭車は川崎側に合わせて本来とは番号が違う編成札を付けていました。(Tc'204-100に「12」、Tc'204-133に「5」) (記事


9.5 / 京浜東北線へのE233系導入が正式発表
様々な憶測が飛び交っていた中、2007年秋からの京浜東北線へのE233系導入が9月5日付で正式に発表されました。 現在の209系と同数の830輌が2007年秋ごろから順次営業運転に入ることとなります。 209系は最近もデジタルATC対応化改造や、昨年末より開始された側窓の改造などが行われており、 置き換えは当分先と思われていた中でのE233系導入発表となりました。

この発表を受け、現在同線に在籍している209系試作車、209系0番台、209系500番台の計830輌が、 今後どうなるかについて様々な憶測が飛び交っていますが、5日付でWebにUPされた読売新聞の記事では一部が京葉線へ転用とされていたほか、 記事自体は未確認ながら、交通新聞では500番台50輌が京葉線に転用されるのみで、 試作車と0番台は全車廃車という記事があったとの情報も流れています。(9月9日現在)


9.16 / 車両展示会in中原電車区
今年から鎌倉総合車両センターの一般公開は同所の縮小に伴い無くなってしまいましたが、 9月初めごろより南武線内各駅などにポスターが掲示されている通り、今年は同時期に中原電車区敷地内にて車両展示会が行われました。 中原電車区が一般公開となるのは、南武線スタンプラリーと併せて行われた98年10月以来となります。 (記事


9.16 / 矢向駅付近で沿線火災
朝方に矢向〜鹿島田にて、線路の西側に隣接した民家で火災が起きた関係で、一時は川崎〜武蔵溝ノ口が不通になっていたようです。 場所は偶然にも03年1月にナハ32編成が自動車との衝突事故に被災した踏切のすぐそばです。


9.26 / 尻手短絡線内で人身事故
尻手駅〜新鶴見信号所方面を結ぶ尻手短絡線内で18時ごろに人身事故が起きたようです。


11月19日にミステリー列車で583系が入線か?
一部の駅で583系によるミステリー列車ツアーの広告ポスターが貼られていますが、 始発・終着が川崎駅であることや川崎地区の主宰であることから、一部南武線内を走る事が予想されます。 11月発売の鉄道ダイヤ情報を見ないことにはどうなるか分かりませんが。


「LAPITA」10月号
特集が”絶滅危機乗り物”ということで、飛行機から自動車・鉄道まで幅広く取り上げられているのですが、 その中で海外譲渡された日本の鉄道車両についても軽く触れられていました。 インドネシアの103系譲渡車は黄色とオレンジというかつての修学旅行列車のような車体色になっていて、 前面については上半分が黄色という「黄色い103系」を彷彿させる塗り分けになっています。



2006年8月

7.12〜8.7 / ナハ11編成(Tc205-86〜)が東京総車へ検査入場
入場していました。デジタル無線関連機器は未搭載のようです。


京浜東北線209系の側窓改造
昨年12月下旬に始まった側窓を開閉可能とする改造ですが、京浜東北線ではかなり進んできています。 東十条の検修庫(旧下十条電車区)での改造工事の様子を特集としてまとめてみました。 (記事


211系房総色登場
宇都宮・高崎線(高崎車両センター所属)から房総各線用に転用された211系ではあらたに黄色と青のラインカラーが採用されましたが、 白のラインを足せばまるで鶴見線205系ですね。


E233系と205系にまつわる噂
[205系運転の軌跡]において、E233系導入により205系に再び大規模な転配が行われる旨の記事が掲載されてからというもの、 中央快速線201系置き換え後はE233系がどこに配備され205系はどこに転出するかということが、 ここのところ2ch鉄道車両・路線板の一部スレッドなどで話題になっています。

その中で、埼京線や京浜東北線と並んで意外と「優先順位が高い」と多く噂されているのが南武線。 205系では4M2Tとモハが多いばかりでなく、原型先頭車と改造先頭車の両方が在籍していて転配に融通が利くこと。 そして2本だけ209系が配備されるという少数配備の前例があることから噂が広まったものと思われます。

E233系投入の可能性は未知数ながら、今後の205系転配において南武線用編成が武蔵野線の生え抜き6M2T編成と同様に、 車種調整的に転配されるという可能性は現実としてあると思います。


登戸駅新駅舎の現況
6月17日に供用開始となったばかりの登戸駅新駅舎およびJR〜小田急の連絡通路ですが、 はやくも痰・ガムや吸殻などで汚れはじめ、JR改札前の広場ではダンス集団が度々タムロするという状態になっています。



2006年7月

7月上旬 / ナハ2編成(Tc205-86〜)が大宮総車へ臨時入場か?
先日の踏切事故で被災したナハ2編成ですが、事故後に自力で中原まで回送されたため比較的軽い損傷かと予想されましたが、 南武線スレや掲示板などでの目撃情報を総合すると、通常通りの日中の回送スジにて7月3日大宮総合車両センターに入場した模様です。 いずれにせよ、日中に通常通り自力で回送できるということで損傷はそれほど大きいものでは無いと推定されます。
その後、12日午後までは大宮総車で留置されているのを確認していますが、 15日土曜日には中原電車区内で目撃されているようですので、7月の13〜14日のいずれかに出場した模様です。 3号車のモハ204-231のみMGが新しくなっており、また編成中で唯一台車の高さ調整棒を調整した形跡がありましたので、 踏切事故は同車に横から乗用車が突っ込む形であったと思われます。 (記事


7.23 / 調布花火大会に伴う花火臨運転
調布の対岸に位置する中野島駅付近も例年見物客で賑わうため、 南武線においても21時台に二本が長沼折り返しで花火臨が運転されました。 (記事


7月下旬 / ドア窓へ新ステッカー貼付
7月下旬より中央快速線などと同様で丸型のドア注意ステッカーが、中原電車区在籍車のドア窓へ新たに貼り付けられているのが目撃されており、 ほどなく全車に波及するものと思われます。余談ですが南武線の6両編成ではドアステッカーは1編成につき2×8×6=96枚が必要となることになりますね。
記事


修学旅行臨運転
例年11月ごろに運転されていた修学旅行臨ですが、今年は7月に変更されました。 川崎市の小学校が今年から2期制に移行したのに伴って修学旅行の時期が変わったためのようです。



2006年6月

5.25〜6.13 / ナハ10編成(Tc205-131〜)が東京総車へ検査入場
検査のため入場していました。一部で取り付けが始まったD無線装置は取り付けられませんでしたが、 最近の入場車では久々にベンチレータ脱落防止金具が取り付けられています。 また、退色が目立っていた前面のブラックパネルが補修されていました。 なお、一部で南武線205系の東京総車入場は一時的なものという噂もあり、今後の動向が注目されます。(記事


6.17 / 登戸駅が新駅舎へ
04年3月より南武線側も登戸駅の改良工事が行われていましたが、17日より新設の橋上駅舎が使用開始となり、 併せて小田急登戸駅との連絡通路も使用開始となりました。(記事


6.25 / ナハ2編成(Tc205-86〜)が踏切事故に被災
20時43分ごろ、下り立川行き2023Fが登戸〜中野島間の踏切にて踏切事故に遭遇し、南武線は一時全線で運転を見合わせる事態となりました。 通過中に自動車が側面に突っ込んだ形での事故のようです。 当該のナハ2編成は、いったん稲城長沼で運転打ち切り後、折り返し自力で中原区まで回送された模様です。


稲城長沼駅付近も工事開始
高架化工事の第二期区間となる稲城長沼〜南多摩ですが、最近になって工事が始まり仮線用地の整地(?)や、 稲城長沼駅前の工事用地確保に伴う通路変更が行われています。



2006年5月

快速「川崎-奥多摩ハイキング号」運転
毎年この時期恒例ながら、最近はあまり話題にもならず、むしろ話題にならないことが話題さえ揶揄されるハイキング号ですが、 今年は4月29・30日、5月3〜5日にかけて運転されました。(記事


クハ205-1204に異変
1日に1両だけで検修庫にて作業を受けているのが目撃されていますが、 前面窓ガラスが破損したのか、交換されたようで編成番号シールが支線の205系と同じくスモーク部の見えづらい場所に移っています。 (記事


5.2〜5.22 / ナハ42(Tc205-26〜)編成、東京総車へ入場
先月のナハ44(Tc205-28〜)編成に続き、ナハ42編成が東京総車に検査のため入場しました。(記事


ナハ1編成(Tc209-13〜)の屋根
209系初期川崎重工車に多く見られる傾向として、以前から剥げなど痛みの目立っていたナハ1編成の屋根ですが、 5月初めごろにモハ209-25のパンタグラフ付近の塗装が大きく剥げていたようです。 そのため5月終わり頃までに編成全車の屋根の肩部が、(おそらくは中原区にて)再塗装する形で補修されていました。


今年も緑化軌道
例年ではありますが、今年もこの季節に入り、南武線では線路内の雑草が増えつつあります。 特に久地〜矢野口は秀逸な生え具合です。



2006年4月

06.4.7〜4.25 / ナハ44編成(Tc205-28〜)が東京総車へ検査入場
従来大宮総車に入場していた中原区205系ですが、今回はナハ44編成(Tc205-28〜)が東京総車へ入場しました。 (記事


06.4月下旬 / 中原電車区から103系が消えた日
鶴見線T1編成が24〜27日にかけて長野総車へ廃車回送されたことに伴い、中原区から103系が全廃となりました。 (記事



2006年3月

2.14〜3.2 / ナハ43編成(Tc205-27〜)が大宮総車へ検査入場
入場していました。


3.5〜 / ナハ43編成(Tc205-27〜)が車体広告車に
先日検査出場したナハ43編成が、川崎の複合商業ビル「DICE」の車体広告車となりました。 編成中のモハ205のみ(2・4号車)に掲示という、地味な印象の広告になっています。5月末まで実施の予定らしいとのこと。


3.18 / 春のダイヤ改正
南武線では03年12月1日の改正以来、久々にダイヤが変更(微調整は除く)され、 朝方が若干減便されたほか、一部で運用番号に変化がありました。
また、ダイヤ改正に先立って南武支線・鶴見線用205系の行先表示LEDのROM変更が行われ、 鶴見線の各行先表示が色分けされたほか、「回送」「試運転」などに英字表示が追加されています。(記事


3.7〜3.27 / ナハ8編成(Tc205-130〜)が大宮総車へ検査入場
入場していました。今回の入場で川崎側のモハユニット(MM'-353)の台車軸受けが山手線転入車と同様のものに交換されています。


3.28〜3.31 / ナハ2編成(Tc205-86〜)が国府津で車輪転削
例によって車輪添削のため国府津車両センターへ送り込まれていました。(記事


3月末 / 南武線、ATOS使用開始
昨年10月ごろより各駅で出発時機表示器の設置など準備が行われていましたが、2ch鉄道路線・車両板の南武線スレッドによれば、 26日からATOSの使用開始となったようです。また、各駅に掲示されているポスターで案内されている通り、各駅でLED案内表示が順次稼動し始めています。



2006年2月

1.24〜2.9 / ナハ38編成(Tc205-22〜)が大宮総車へ検査入場
入場していました。出場回送では再び↓の国府津行回送と武蔵中原での並びが。


2.9〜14 / ナハ50編成(Tc205-1205〜)が国府津へ
車輪転削のため国府津車両センターへと回送されました。一部の車輌は車輪が相当減っているようですが。


2.14 / 稲城長沼以西も出発時機表示器試験、実施か
先月17日の試験では川崎〜稲城長沼の区間のみでしたが、今回は一部掲示板などでの情報によると、立川まで実施されたようです。 詳しい運転形態は分かりませんが、該当編成のナハ9編成は当日27F運用に入っていたようなので試運転は中原出庫で行われたのでしょうか。



2006年1月

1.1 / あけましておめでとうございます
昨年に続き、今年も南武線では終夜運転は実施されませんでした。


1.17 / 出発時機表示器試験、実施か
昨年10月ごろより各駅でATOSの出発時機表示器の設置が進められていましたが、 日中にその表示試験と思われる試運転が行われていました。(記事


12.27〜1.18 / ナハ40編成 (Tc205-24〜)、大宮総車へ検査入場
入場していました。出場回送では武蔵中原にて、↓の国府津行き回送との並びが見られました。(記事

1.18〜23 / ナハ10編成 (Tc205-131〜)、国府津へ
車輪転削です。




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走れ我らが南武線