2023年9月5日〜6日 / E127系ナハV2編成が配給輸送


長野総合車両センターで南武支線への転用改造が行われていた新潟車両センター所属のE127系旧ニイV13編成が、鎌倉車両センター中原支所のナハV2編成として出場し、長野総合車両センターから国府津車両センターへEF64-1032の牽引で配給輸送されました。中原支所へは翌日の7日に回送されました。

転用に当たっては先に出場したナハV1編成と同様にラインカラー・方向幕の変更やトイレの閉鎖などは行われていますが、大きな変更はなく車番もそのままとなっています。また、ナハV2編成ではナハV1編成にはあった車体の所属表記(横ナハ)が省略されています。

◎運用開始までの動向
・1995/11 東急車輛で新製、上沼垂運転区(後の新潟車両センター)に配属
・2022/3/12 E129系への置き換えによりダイヤ改正に伴い定期運用離脱(6月〜12月までE129系の落雷による故障から一時的な運用復帰あり)
・2023/2/21〜22 新潟車両センターから長野総合車両センターへEF64-1031の牽引でV12・V13編成ともに配給輸送
・2023/9/5〜6 長野総合車両センターから国府津車両センターへEF64-1032の牽引で配給輸送
・2023/9/7 国府津車両センターから中原支所へ自走で回送。中原支所で有料撮影会実施
・2023/9/13 613Hより運用開始
・書類上の転属日 2022/8/31


2023年9月5日〜6日 / 長野総合車両センターから国府津車両センターへEF64-1032の牽引で配給輸送
長野を夜に出発し、早朝の南武線の立川〜府中本町を通過して国府津へは朝に到着しました。長野への入場は2編成同時でしたが、出場は1編成ずつ出てきました。



早朝の武蔵野南線の多摩川橋梁を通過。 (拡大)



2023年9月7日 / 国府津車両センターから中原支所へ回送
通常、国府津から中原支所への回送は浜川崎経由となりますが、ナハV1編成と同様に今回も方転のため、鶴見からは武蔵野南線を経由して立川折り返しで武蔵中原まで回送されました。この回送に合わせて中原支所にて、「中原支所に新しい仲間がやってくる!ようこそE127系!撮影会Part2 in鎌倉車両センター中原支所」として有料撮影会(15,000円)が開催されました。



立川へ向かって武蔵野南線の多摩川橋梁を走行するE127系。 (拡大)





南武線内を短い2両編成が通過します。立川〜武蔵中原を南武支線の車両が走行するのは珍しいです。 (拡大)




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