2023年5月31日〜6月1日 / E127系ナハV1編成が配給輸送


長野総合車両センターで南武支線への転用改造が行われていた新潟車両センター所属のE127系旧ニイV12編成が、鎌倉車両センター中原支所のナハV1編成として出場し、長野総合車両センターから国府津車両センターへEF64-1032の牽引で配給輸送されました。中原支所へは翌週の5日に回送されました。

転用に当たってはラインカラー・方向幕の変更やトイレの閉鎖などは行われていますが、大きな変更はなく車番もそのままとなっています。

◎運用開始までの動向
・1995/11/28 東急車輛で新製、上沼垂運転区(後の新潟車両センター)に配属
・2022/3/12 E129系への置き換えによりダイヤ改正に伴い定期運用離脱(6月〜12月までE129系の落雷による故障から一時的な運用復帰あり)
・2023/2/21〜22 新潟車両センターから長野総合車両センターへEF64-1031の牽引でV12・V13編成ともに配給輸送
・2023/5/31〜6/1 長野総合車両センターから国府津車両センターへEF64-1032の牽引で配給輸送
・2023/6/5 国府津車両センターから中原支所へ自走で回送。中原支所で有料撮影会実施
・2023/6/9〜30? 約3週間に渡って南武支線で乗務員訓練と思われる試運転
・2023/8/4 中原支所で南武支線E127系報道公開
・2023/9/13 411Hより運用開始
・書類上の転属日 2022/5/25


2023年5月31日〜6月1日 / 長野総合車両センターから国府津車両センターへEF64-1032の牽引で配給輸送
長野を夜に出発し、早朝の南武線の立川〜府中本町を通過して国府津へは朝に到着しました。長野への入場は2編成同時でしたが、出場は1編成のみ先に出てきました。



早朝の武蔵野南線の多摩川橋梁を通過。 (拡大)



2023年6月5日 / 国府津車両センターから中原支所へ回送
通常、国府津から中原支所への回送は浜川崎経由となりますが、今回は方転のため、鶴見からは武蔵野南線を経由して立川折り返しで武蔵中原まで回送されました。この回送に合わせて中原支所にて、「中原支所に新しい仲間がやってくる!ようこそE127系!撮影会in鎌倉車両センター中原支所」として有料撮影会(15,000円)が開催されました。



武蔵野南線を走行するE127系。南武支線の車両が鶴見〜割畑(尻手短絡線合流部)を自走する機会はあまりないと思われます。 (拡大)





南武線内を短い2両編成が通過します。立川〜武蔵中原を南武支線の車両が走行するのは珍しいです。 (拡大)



2017年 / 機器更新のため長野総合車両センターに入場
2017年には当時のニイV12編成、ニイV13編成とも機器更新のため長野総合車両センターに入場しており、配給輸送では3セク区間を避けた大回りで首都圏を通過していました。



長野への入場で中央線の多摩川橋梁を通過。(2017.5.16 / 立川-日野) (拡大)





長野からの出場で中央線の多摩川橋梁を通過。(2017.8.8 / 立川-日野) (拡大)




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