2015年2月12日 / ナハ5編成のクハが長野総合車両センターに配給輸送 |
2014年12月から2015月1月にかけてナハ5・ナハ6・ナハ9の3編成が、運用を離脱し大宮総合車両センターに入場し、南武線から武蔵野線への転用改造が行われていますが、余ったナハ5編成のクハ2両は廃車解体のため、EF64-1032の牽引で大宮総合車両センターから長野総合車両センターに配給輸送されました。 配給輸送の際には、同じく廃車解体となる元ハエ29編成のサハ205-82と連結され、3両の混色編成での配給輸送となりました。 埼京線205系の川越車両センターから長野総合車両センターへの配給輸送では、川越線内の線路配線の関係上9両までしか配給輸送できないため、サハを1両抜いた9両での配給輸送やサハのみでの配給輸送など変則的な配給輸送が行われていましたが、サハ205-82についてはハエ29編成の他の9両が2014年1月16日に配給輸送されたのちも、ハエ28編成以外の埼京線205系としては唯一、川越車両センターに留置されていました。 ◎配給輸送までの動向 ・2014/12/12 ナハ5編成が最終運用(27F) ・2014/12/16 ナハ5編成が中原電車区(武蔵中原)から国府津車両センター(国府津)へ回送 ・2014/12/16 サハ205-82がハエ81編成(クハ205-3001以下4連)の大宮総合車両センターへの検査入場に連結されて川越車両センターから回送 ・2014/12/18 ナハ5編成が国府津車両センター(国府津)から中原電車区(武蔵中原)へ回送 ・2014/12/19 ナハ5編成が中原電車区(武蔵中原)から大宮総合車両センター(大宮)へ回送 ・2015/2/3 転用改造を終えたナハ5(モハ)+ナハ6(クハ、モハ)のケヨM51編成(クハ205-101以下8連)が大宮総合車両センター(大宮)を出場し、京葉車両センター(新習志野)に回送 ・2015/2/5 サハ205-82がEF64-1030牽引で方転回送 ・2015/2/12 クハ205-100、サハ205-82、クハ204-100の3両がEF64-1032の牽引で大宮総合車両センター(大宮)から長野総合車両センター(長野)に配給輸送 ・書類上の廃車日 2015/2/13 |
大宮総合車両センター留置中 |
撮影できていませんが、ナハ5編成のクハ2両だけで連結されて留置されていたこともあったようです。 北側からクハ205-100、サハ205-82、クハ204-100の混色3両編成。(2015.1) (拡大) 南側から撮影。(2015.2) (拡大) 2月5日にサハ205-82が方転回送されるまでは、向きが異なるためジャンパ栓が接続できず、ケーブル端子がビニールで養生されて外を向いていました。これが遠目には車載トイレ汲取口に見えなくもないことから、107系置き換えで高崎地区に転用されるのではないかとの噂が一時期流れていました。(2015.2) (拡大) 廃車になったクハ204-100と、武蔵野線への転用改造中のクハ204-101の並び。検査期限もまだ残っていたので、ナハ46のクハと差し替えれば早期に205系1200番台を全廃できたと思うのですが面倒だったのでしょうか。(2015.2) (拡大) |
2015年2月12日 / 大宮総合車両センターからへ長野総合車両センターへ配給輸送 |
珍妙な編成だったので撮影地はかなり賑わっていました。 混色編成で武蔵野線を走行。(西浦和-北朝霞) (拡大) 中央線の有名撮影地を走行。(鳥沢-猿橋) (拡大) |
長野総合車両センターで解体待ち |
左からナハ5、ナハ15、ナハ52、ナハ32。(2015.3.7) (拡大) |