2013年12月1日 / 南武線・武蔵野南線で185系の団体臨時列車運転


「川崎の地下大動脈を知る”武蔵野貨物線の秘密” 特別臨時列車で行く武蔵野貨物線・梶ヶ谷貨物ターミナル」ツアーとして、南武線・武蔵野南線内にて大宮総合車両センター所属の185系B4編成6連を使用した団体臨時列車が運転されました。このツアーは川崎市市民ミュージアムの企画展「カワサキ・シティ 日本を牽引する街」に関連してのイベントで、団体臨時列車乗車のほか学芸員による解説もあったようです。

経路は武蔵中原〜立川〜府中本町〜梶ヶ谷貨物ターミナル〜新鶴見信号場〜鶴見〜浜川崎〜尻手〜武蔵中原でした。武蔵中原出発時と到着時では編成の向きが逆となるため、送り込み回送は東大宮〜立川〜武蔵中原と、立川を経由する経路だったのに対し、返却は武蔵中原〜府中本町〜東大宮と、府中本町から直接武蔵野線に入るルートでした。

南武線への185系入線は今後、今までの波動輸送用183系に代わって多数あるとは思われますが、今回の団体臨時列車は尻手〜武蔵中原の走行や、一部区間で修学旅行臨と逆向きで走行していたこと、修学旅行臨で順光にならない区間で順光になった点が注目といったところでしょうか。




東大宮から中原電車区への送り込み回送。ジャンパ栓受けのあるTc車が川崎側となっており修学旅行臨とは編成の向きが逆です。(2013.12.1 登戸-武蔵小杉) (拡大)




乗客を乗せ武蔵中原駅からまずは立川へ向かいます。(2013.12.1 府中本町-立川) (拡大)





立川駅で折り返し、府中本町駅南側から武蔵野南線に入ります。立川駅・鶴見駅折り返しで行われていた205系の武蔵野南線試運転と似たような経路です。(2013.12.1 西府) (拡大)





団体臨時列車の終着駅となる武蔵中原駅に到着します。立川〜鶴見〜浜川崎〜武蔵中原の経路のため、向きが変わって立川側がTc車になっています。(2013.12.1 武蔵中原) (拡大)





団体臨時列車の到着後、下りホームに謎の着ぐるみが現れ撮影会となっていました。川崎市のごみ減量推進キャラクターの「かわるん」らしいです。高速で体をひねるような動きで被写体ブレを誘発していました。(2013.12.1 武蔵中原) (拡大)





東大宮に返却されます。送り込みとは異なり府中本町駅から武蔵野線に入るので南武線内は武蔵中原駅〜府中本町駅のみの走行です。(2013.12.1 南多摩) (拡大)





おまけ。205系と185系ではパンタグラフの位置がこんなに違います。この時期だと南多摩駅はスカートに影が入るので順光でもイマイチな感じです。(2013.12.1 南多摩) (拡大)





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