2011年12月23日〜12月24日 / 矢野口〜府中本町間で線路切替工事実施


矢野口〜府中本町間の高架化工事のため、下り線及び稲城長沼駅折り返し線の仮線から本設高架線への切替工事が12月23〜24日にかけて行われました。

このため、23日の18時40分頃から終電までは矢野口〜府中本町間が運休となり、 川崎〜登戸間、登戸〜矢野口間、府中本町〜立川間のそれぞれの区間に分かれて運行される形になりました。また、24日の始発付近の時間帯も若干の時刻変更がありました。

※切り替え後については後日別途掲載します。




工事のお知らせポスター。(2011.12.23 稲城長沼)(拡大)



12月23日 / 立川〜府中本町の区間運転

立川では通常通り8・9番線を使用しての折り返しですが、府中本町では折り返しが不可能なため、 府中本町より武蔵野南線に入線し梶ヶ谷または鶴見で折り返し府中本町に戻る形での運行になりました。20〜30分程度の運転間隔になっていました。

前回2009年10月の切り替え工事の際は方向幕に「府中本町」が無いため府中本町行きは白幕で対応していましたが、今回は2011年2月ごろの快速対応での方向幕変更の際に「府中本町」が追加されているため「府中本町」表示が行なわれました。全編成が「府中本町」表示に対応していますが、あと2回?の線路切り替え以外には、1日で復旧できないような輸送障害があったような場合ぐらいにしか使用されないと思います。




ナハ8編成。(2011.12.23)





ナハ11編成。(2011.12.23)





ナハ36編成。(2011.12.23)(拡大)





ナハ47編成。(2011.12.23)(拡大)





府中本町到着後は、折り返しのため武蔵野南線方面に回送されます。(2011.12.23 府中本町)




側面の「府中本町」表示。(2011.12.23)(拡大)





府中本町駅の運休お知らせ。(2011.12.23 府中本町)(拡大)



12月23日 / 分倍河原(府中本町)〜矢野口間の代行バス運転

分倍河原〜矢野口の間で代行バスが運転されました。バスは鉄道車両と比べ1両あたりの乗車人数が少ないため、相当数の台数が絶えず分倍河原〜矢野口間を往復するような状態になっておりました。




府中本町駅に停車中の代行バス矢野口行き。(11.12.23 府中本町駅前)





行先LED表示。(11.12.23 府中本町駅前)(拡大)





矢野口に到着した代行バス矢野口行き。駅北側は降車専用でした。(11.12.23 矢野口駅前)(拡大)





矢野口駅前で発車待ちの代行バス分倍河原行き。駅南側からの発車です。(11.12.23 矢野口駅前)(拡大)





府中街道ですれ違う代行バス。(11.12.23 矢野口駅付近)(拡大)





普段は走らない経路のバスであるため、バスの運転手向けの案内表示が多数設置されていました。(11.12.23 矢野口駅付近)





矢野口駅前の代行バス乗り場。(11.12.23 矢野口駅前)(拡大)



12月23日 / 登戸〜矢野口間の区間運転

下り線を単線として利用し、ナハ51編成1本によるピストン輸送となりました。そのため運転間隔は30分ほどに伸びています。




前回2009年10月の切り替え工事の際は矢野口行は前面無表示・側面白幕でしたが、今回は臨時表示です。(2011.12.23 登戸)(拡大)





踏切は通常通り作動しないようで、すべての踏切で係員がロープ等で遮断します。(2011.12.23 矢野口-稲田堤)(拡大)





そのため矢野口〜登戸間の各踏切には遮断時間が増える旨のお知らせが掲示されていました。(2011.12.23 矢野口-稲田堤br>




矢野口駅では下り線の発車案内に登戸行の表示が行われます。(2011.12.23 矢野口)





登戸駅の運休案内。(2011.12.23 登戸)(拡大)



12月23日 / 川崎〜登戸間の区間運転

登戸駅では2・3番線の双方を利用して折り返しが可能なため、こちらはほぼ通常通りの本数を確保できていました。




普段は行われない3番線でも折り返しを実施。(2011.12.23 登戸)(拡大)





登戸駅の運休案内。(2011.12.23 登戸)(拡大)




表紙南武線時報>2011年12月23日〜12月24日 / 矢野口〜府中本町間で線路切替工事実施

走れ我らが南武線