10.12.18〜19 / 「南武支線開業80周年記念号」運転


南武支線開業80周年記念として、12月18〜19日の2日間にかけて浜川崎〜尻手〜浜川崎(貨物)〜鶴見〜浜川崎(貨物)〜尻手〜浜川崎の経路で南武支線全線と鶴見線の一部を走行する 「南武支線開業80周年記念号」が両日とも1回づつ運転されました。団体専用列車の扱いで事前にツアー募集が行われています。 なお、南武支線205系が営業運転で鶴見駅に乗り入れするのは初とのことであり、恐らく回送・試運転等でも02年4〜6月頃に行われていた運転開始前の試運転以来だと思われます。

・運転時刻 ()内は回送
(中原電車区出区・武蔵中原1110〜尻手1122-23〜) 浜川崎1131-40〜尻手1150-1204〜浜川崎(貨物)1212-19〜鶴見1234-1305〜浜川崎1320-33〜尻手1340-53〜浜川崎1413-21 (〜尻手1431〜武蔵中原1443・中原電車区入区)

通常南武支線の編成は01H運用(鶴見線営業所留置)→03H運用(中原電車区留置)→予備(中原電車区留置)というローテーションでの運用になっていますが、 今回の団体列車の運用にあたってはヘッドマーク付きの浜1編成を2日とも中原電車区出区で使用するため、 浜1編成は通常運用に入れないことで対応されていました。

なお、告知ポスターは一部駅で掲示されていたようですが、直接確認しておらず写真はありません。


12月18日



中原電車区を出区し武蔵中原から浜川崎への送り込み回送。武蔵中原〜尻手間は南武支線の車両が毎朝回送(回600H)で走行していますが、 順光になる時間帯の走行は車輪転削のための国府津車両センターへの回送で時折見られる程度で珍しい。後ろに東海道新幹線が偶然写り込んでいます。(10.12.18 武蔵小杉-向河原)





前面窓ガラス内側に掲示されているヘッドマークは前後でデザインが異なっています。(10.12.18 武蔵小杉-向河原)





鶴見へ向かって弁天橋付近の大カーブを走行。弁天橋〜鶴見は普段は入線しない区間です。(10.12.18 弁天橋-鶴見小野)





鶴見駅での停車中には、同じくヘッドマーク付きである鶴見線T17編成と並びました。(10.12.18 鶴見)





停車位置は浜川崎側で合わせたため、鶴見側では1両分ずれています。(10.12.18 鶴見)





鶴見から浜川崎へ向かいます。(10.12.18 鶴見小野-弁天橋)





運転を終え、中原電車区へ入区するため武蔵中原へ回送。 通常、南武支線の車両が南武線下りを走行するのは終電後の回送(回2303H)のみなので日中の走行は珍しい。(10.12.18 武蔵中原)


なお、直接すれ違いはしていませんがこの日の南武支線は、 浜川崎〜国府津間の乗務員訓練でのナハ44編成の走行、ジョイフルトレイン「NO.DO.KA」の走行(団臨?)など大変賑やかでした。


12月19日

10月31日はT17編成(クハ205-1107以下3連)が使用されました。




中原電車区を出区。普段の回600Hでは3番線に入線しますが、今回は2番線に入線します。(10.12.19 武蔵中原)





2番線で出発待ち。前面ガラス内にヘッドマークが掲示されています。(10.12.19 武蔵中原)





武蔵中原〜浜川崎への送り込み回送。(10.12.19 武蔵小杉)





普段は通らない国道駅に入線。(10.12.19 国道)





鶴見駅へ向かう。(10.12.19 国道)





19日は鶴見駅でT18編成と並びました。T17編成とはHMの鶴見側・扇町側が逆になっているので昨日とは違う組み合わせとなります。(10.12.19 鶴見)





1両分ずれる鶴見側。(10.12.19 鶴見)





浜川崎駅では鶴見線下り線の側線を走行します。(10.12.19 浜川崎) 左端の人は直前になって出てきました。





浜川崎の貨物ヤードで折り返して尻手方面へ。(10.12.19 浜川崎)





武蔵中原へ向かって南武線を下ります。(10.12.19 向河原)



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走れ我らが南武線