09.9.8〜10 / ナハ1編成(クハ209-13以下6連)が長野総合車両センターへ廃車回送


ナハ1編成(クハ209-13以下6連)が、7日の43Fを最後に運用を離脱し、8〜10日の日程で長野総合車両センターへと回送されました。

まずは8日に車輪転削のための回送と同じ経路(ただし時間は異なる)で武蔵中原から国府津へと自力で回送され、 10日はEF64による牽引で国府津車両センターから鶴見、新鶴見、府中本町、立川、高尾、塩尻等を経由して長野総合車両センターへと回送されました。

この編成は93年に205系に続いて南武線へ新製配置された編成で、鉄道ファン誌93年5月号の表紙にもなりました。 混雑度の違いからか京浜東北線の209系よりも車内の痛みは少ない印象でしたが、 川崎重工製造の1次車であったためか、全車とも転用されることなく9月中に廃車解体となったようです。


9月7日 / 最終運用(43F)



最終運用は7日の43Fでした。入区後に中原電車区で行先方向幕の取り外し等が行われたようです。(09.9.7 武蔵溝ノ口)



9月8日 / 中原電車区から国府津車両センターへ回送



長野総合車両センターへの回送に先駆け、まずは最終運用翌日の8日に国府津車両センターまで回送されました。(09.9.8 武蔵中原 写真提供:ほりぽん氏)





仮設ATS-Snの車上子。(09.9.8 武蔵中原 写真提供:ほりぽん氏)





尻手から南武支線へ。川崎新町駅側線を通過。(09.9.8 川崎新町 写真提供:クレームドゥ氏)





後ろから。(09.9.8 川崎新町 写真提供:クレームドゥ氏)





浜川崎駅構内で折り返し、八丁畷の側線を通って東海道貨物線へ。(09.9.8 八丁畷 写真提供:クレームドゥ氏)



9月10日 / 国府津車両センターから長野総合車両センターへ回送



10日はEF64による牽引で長野総合車両センターへ。 国府津からは武蔵野南線〜中央線の経路での回送のため、府中本町〜立川は再び南武線を走行。(09.9.10 分倍河原-西府 写真提供:ほりぽん氏)





車両の尾灯が点灯して回送の場合もあるようですが、今回は反射板が取り付けられています。(09.9.10 分倍河原-西府 写真提供:ほりぽん氏)





矢川駅を通過。(09.9.10 矢川-西国立)





パンタグラフの位置を注目してみると分かりますが、回送経路の関係から編成が逆向き(クハ209が立川側)となっています。(09.9.10 矢川-西国立)





立川では中線停車中に中央線201系との並びも。駅や沿線にはかなりの数のギャラリーがいました。(09.9.10 立川)





E233系とも並ぶ。幅は150mmの違いですが、E233系の方がかなり大柄に見えます。(09.9.10 立川)





八王子駅の中線に入線。(09.9.10 八王子)





八王子の中線では長時間停車となっていました。(09.9.10 八王子)





中央本線、篠ノ井線、信越本線を経由して遠路はるばる長野まで回送されました。(09.9.10 鳥沢-猿橋)





連結部。(09.9.10 鳥沢-猿橋)





前面の行先方向幕は一見すると分かりませんが、枠との間に本来はある隙間が無いので幕は外され代わりに紙?が貼られているようです。 また、マグサイン式の運行番号表示機は外されています。(09.9.10 八王子)





側面も行先方向幕は外され貼紙で回送となっています。外された幕はナハ32編成の予備品になると思われます。(09.9.10 八王子)





前面がやけに暗くなっていますが、前照灯が取り外されているようです。(09.9.10 八王子)



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走れ我らが南武線