09.4月上旬 /
ナハ4編成(Tc205-88〜)のうち4両が大宮総合車両センターへ回送



重大な故障を起こしたようで昨年10月末から中原電車区内で放置されていたナハ4編成ですが、新年度に入って早々に動きが見られました。 編成のうちM205-236 M'204-236を除いた4両が恐らくは修理のために大宮総合車両センターへ回送されています。 故障のため自走では回送できず、時間は通常の入場回送と同一ながら以下の日程で2回に分け、特殊な編成にて回送されました。

なお、今回回送されなかったM205-236 M'204-236はそのまま中原電車区内に留置されており、動向が注目されます。


4.1 / 回送に用いる国府津車両センターのクモヤ143-9が車輪転削と同様の時間で国府津車両センター〜中原電車区へ回送。

4.2 / 南武支線205系2連と+クモヤ143-9でサンドする形で中原電車区から大宮総合車両センターへM205-235 M'204-235が回送。 編成は川崎側よりMzc143-9 M205-235 M'204-235 Mc205-1002 M'c204-1002となっています。挟まれたナハ4編成のモハは死重です。

4.3 / 南武支線205系2連とクモヤ143-9が大宮総合車両センターから中原電車区へ回送。編成は川崎側よりMzc143-9 Mc205-1002 M'c204-1002です。

4.7 / 南武支線205系2連と+クモヤ143-9でサンドする形で大宮総合車両センターへTc205-88 T'c204-88が回送。 編成は川崎側よりMzc143-9 Tc205-88 T'c204-88 Mc205-1002 M'c204-1002となっています。

4.9 / 南武支線205系2連が大宮総合車両センターから中原電車区へと回送。クモヤ143-9も別途大宮総合車両センターから国府津車両センターへと回送されました。




中原電車区所属のクモヤ145-116と、今回の回送で使用された国府津車両センター所属のクモヤ143-9が中原電車区内で並ぶ。(09.4.4 中原電車区敷地外より)




立川側のモハユニット(MM'236)は大宮へ回送されず、そのまま放置されています。(09.5月下旬 中原電車区敷地外より)




放置されていたモハユニットは、6月中旬にローソン横の留置線一番奥に移動されました。(09.6月中旬 中原電車区敷地外より)




回送された4両も、大宮駅構内で特に作業が行われている様子も無く放置されています。 また、クハ205-88のスカート中央部は大宮に回送された後にしばらくしてから取り外されたようです。他の車両に転用されたのでしょうか?(09.5.23 大宮)




大宮工場公開時の構内入換でこのような妙な並びも見られました。(09.5.23 大宮)




クハ205-88のスカート中央部はその後元通りになっていました。(09.7.22 大宮)




なお、クハ205-88のスカート中央部が取り外されていることとの関連は不明ですが、 中原電車区の廃材置き場に205系のスカート中央部と思われる物体が置かれています。(09.7月中旬 中原電車区敷地外より)



表紙南武線時報>09.4月上旬 / ナハ4編成(Tc205-88〜)のうち4両が大宮総合車両センターへ回送

走れ我らが南武線