臨時の回送について |
臨時回送とは |
| 南武線を含め鉄道車輌は普段の車庫への回送のほか、車輌検査などのために時々不定期で、大井町・大宮などの車輌工場へ回送されたり戻ってきたりということがあります。 このような回送では、例えば南武線の車輌が武蔵野線を走るというように普段走らないところを走るということで注目度も高い訳ですが、 これらの回送は全て平日に行われれる上、営業列車では無いことから日時も一般には公表されないので基本的に撮影は困難です。 しかし、最近はインターネット上などで運転日や経路についての事前情報や目撃情報が書き込まれている場合があり、 また、基本的に入出場回送には列車密度の少ないラッシュ時以外に行われ、同じ経路の回送は少なくともダイヤ改正までは基本的に同じ時刻で行われるといった、 決まったパターンもあります。 なお、例外として車輌工場から配属先への「甲種回送」と一般的に呼ばれる回送や、 検測車輌の運転に関しては日時ともに「鉄道ダイヤ情報」誌上で掲載されています。
具体的な情報について |
| 臨時回送の日時・時刻といった具体的な情報に関しては、特に廃車回送の場合にネット上の不特定多数に対して公開される情報によって、 南武支線101系浜3編成の廃車回送や松戸電車区の103系訓練車廃車回送のようにギャラリーが殺到するという事態が問題とされ、タブー視される傾向が強いようです。 また、最近ではギャラリーを減らすこともしくは嫌がらせを目的として故意に偽の情報を流すといったことも一部で行われています。 しかしながら、ネット上で公開されている臨時回送の写真・目撃情報から得られるものは少なくありません。 また、当日に一部通過駅のホームに貼り出される業務用掲示や、知人のネットワークを通しての情報などから得られる場合もあります。
南武線では |
| 南武線に関連する臨時回送としては、 などがあります。甲種回送・検測についてはその月の鉄道ダイヤ情報に掲載されます。 総合車輌センターへの検査のための入場に関しては、 自動車の車検と同じく特定の期限が定められているために、車体に表記されている前回の検査日から大まかな入場時期が割り出せる上、 検査入場は車輌間のホロを外して行われることから、中原電車区内にホロの繋がっていない編成があれば、数日中に入場するということになります。 鶴見線車輌は何らかの理由が無ければ中原電車区には来ないため、中原電車区内に止まっている場合は、 数日中に弁天橋に返却もしくは車輪転削・検査入場ということが想定されます。 |