車輌紹介 205系0番代(山手線転入車) |
写真:ナハ39編成 (何故か方向幕は団体)
03.6.26 中原電車区(駐車場より撮影)
山手線へのE231系導入によって、従来の205系は首都圏の各線に転配されることとなり、南武線には02年〜04年にかけて転入しました。 南武線の205系在来車と比べ、製造年次の違いからドア窓が縦方向に小さかったり、 乗務員扉後ろのステップが付いていることなど多くの相違点があり、在来車と区別する意味で”小窓車”などと呼ばれています。 転入に際しては11輌編成のうちの1,2,3,8,9,11号車(TcMM'MM'T'c)を抜いて6連にし車体帯色や保安装置の変更(ATC→ATS-P,Sn)を行う程度で、 一連の山手線205系転配においては最も改造内容の少ない部類に入ります。 一連の転配の中で、トイレつき車輌の早期導入のため仙石線への転属が一番初めの段階で始まりましたが、 11輌編成から6扉車1輌と仙石線用の4輌を抜くとちょうど6連になることから、南武線も同時に最初の段階での転属が始まり、 02年9月から03年7月にかけて原型先頭車を先頭としたナハ34〜45の6連×12編成・計72輌が転入しました。 その後、計画変更によって武蔵野線への205系配属が1編成増えた関係で、南武線から原型先頭車の山手区転入編成を1本捻出することとなり、 ナハ45編成(Tc205-29〜)がナハ51編成(Tc205-1206〜)と入れ替わる形で05年3月に南武線を離れることになりました。 なお、同編成は秋田総合車輌センターにて5000番代化改造された上で、サハ2輌を組み込み7月より武蔵野線M15編成となっています。 |